ALTERNATIVE SPACE The White

Exhibition 展覧会情報

荒井伸佳、O JUN、久家靖秀、澤田育久、末永史尚、冨井大裕、樋口朋之、吉雄介 「しろい展」

Room #202 #205

荒井伸佳、O JUN、久家靖秀、澤田育久、末永史尚、冨井大裕、樋口朋之、吉雄介 「しろい展」

2025年01月08日 〜2025年01月26日

13:00〜19:00(月曜、火曜休み)
※ 通常の休廊日と異なりますので、ご注意ください。

イベント:しろいBAR 1月25日(土)18:00〜21:00
※参加費無料 どなたでもご参加いただけます。(ドリンク:カンパ制)

刊行物:「しろい冊子」
執筆:荒井伸佳、梅津元、OJUN、久家靖秀、澤田育久、末永史尚、冨井大裕、林卓行、樋口朋之、吉雄介
仕様:B5、28ページ

Statement

この展覧会と冊子は「しろ」にまつわるものです。が、全ての作品と文章がしろいとは限りません。しろにも様々なしろがあります。色としてのしろ、その種類はもちろん、肌理として、物質として、光として、時間として、空間として、感情として——全てがしろいのではないかと思えるほど世の中はしろい。展覧会場は「The White」。場所が先か企画が先かは想像にお任せしますが、作家と執筆者、それぞれの定冠詞(The!)によるしろさを、眼(まなこ)と頭を真っしろにして刮目、熟読して頂けると幸いです。しろい壁と紙面のジャングルに、今日も嵐が吹き荒れる(註)。よろしくお願い申し上げます。(冨井大裕) 註|『行け!タイガーマスク』1969/作詞:木谷梨男 作曲:菊池俊輔

Biography

荒井 伸佳 /あらい・のぶよし

1967年東京生まれ。1993年東京造形大学造形学部美術学科Ⅱ類卒業
彫刻家、美術家、Flat River Gallery代表

O JUN /おー・じゅん

1956年東京生まれ。1982年東京藝術大学大学院修士課程修了。2024年個展、グループ展。「O JUN展」ガレリアフィナルテ(愛知)。「自由惨憺世界」ミヅマアートギャラリー(東京)。「「うつす」展」BOOK AND SONS(東京 )。「絵のある部屋」 Void+(東京)。「Oの絵 OTAの絵」 Art Room1803(愛知)。「湖と思春期」 バックパックブックス(東京)。「ニューバランス」代田橋 /納戸 galleryDEN5(東京)。「桜梅桃李・栗柿銀杏」上野の森美術館ギャラリー

久家 靖秀 /くげ・やすひで

94-95「STREET STYLE」V&A Museum 参加。01「The Kyogen of Errors」Shakespeare’s Globe Theatre London、02 日韓共催 W杯公式写真。14 横浜トリエンナーレ、19 Christian Boltanski「Lifetime」国立国際美術館、 メインビジュアル。24-25 毛利悠子「Compose」60th Venice Biennale /国際交流基金 / アーティゾン美術館、タブロイド 「うつす」vol.3 まで刊行中。写真と映像監督。

澤田 育久 /さわだ・いくひさ

1970年東京生まれ。写真家。金村修ワークショップ参加。オルタナティブスペース「The White」を主宰。主な展覧会に、αMプロジェクト 2017『鏡と穴-彫刻と写真の界面』vol.2 / αM/東京、「space / guide / volume」(2021/CAVE-AYUMI GALLERY/東京)、「OTHERS」(2023-24/The White/東京、Fred & Ferry/アントワープ、Archipelago Books/上海)、「BIENNALE DEL’ IMAGE TANGIBLE」(2021 / Comfort Mental/パリ)など。主な出版物に、『closed circuit』(2017/The White)、『substance』(2018/RONDADE)、 『OTHERS』(2023-24/ori.studio)。

末永 史尚 /すえなが・ふみなお

1974年山口県生まれ。1999年東京造形大学造形学部美術学科美術 I類卒業。 近年の主な個展に「軽い絵」Maki Fine Arts (東京 2024)。主なグルー プ展に「グラン ドオー プン記念事業 展覧会 あしたのおどろき」東京都渋谷公園通りギャラリー(東京 2020)、「百年の編み手たち―流動する日本の近現代美術―」東京都現代美術館 (東京 2019)、「アートセンターをひらく 第I期・第II期」水戸芸術館現代美術ギャラリー(茨城 2019)。

冨井 大裕 /とみい・もとひろ

1973年新潟県生まれ。1999年武蔵野美術大学大学院造形研究科彫刻コース修了。近年の主な個展に「モノコトの姿」慶應義塾大学アート・センター(東京 2024)、「今日の彫刻―トルソ、或いはチャーハン―」栃木県立美術館 (2023)、「みるための時間」新潟市美術館 (2023)。主なグループ展に「彫刻の威力―戸田裕介、冨井大裕二人展」武蔵野美術大学美術館・図書館 (東京 2024)、「SCREWDRIVER 1st shot SCULPLAY」マツモト アートセンター(長野 2024)など。

樋口 朋之 /ひぐち・ともゆき

1969年神奈川県生まれ。創形美術学校美術学校造形科卒。1996年ギャラリーなつかでの個展から活動開始。主な展示「樋口 朋之 DUB/stance(企画:梅津元)」,PROCESSING FLOW(2024,2020 The White),Trans/speed, Dub/paint(2015 art trace gallery 企画:梅津元)、ノーテーションとしての絵画(2001 ギャラリーαM 企画:林卓行)等。

吉 雄介 /よし・ゆうすけ

1965年横浜市に生まれる。1990年東京造形大学美術学科 II類卒業。
1992年よりトタンを素材にした彫刻作品を制作、個展、グループ展を中心に発表。2024年 10月 Flat River Gallery (東京)にて「具」象展開催。